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フィンランドの
核廃棄物処理
場「オンカロ」
の入口






 先日NHKの再放送で、時任三郎がフィンランドの「オンカロ」を紹介する
番組を観ました。
 「オンカロ」はフィンランド語で「隠し場所」の意味をもつ核廃棄物の最終
処分場。太古の岩盤層を深さ500mまで堀り、1,2年後から国内の廃棄
物を搬入して、100年後に満タンになる時点で10万年間封鎖されるもの。
(フィンランドの原子力発電所は1979年以来2ケ所が稼働し、電力の3割
 を担ってきた)

※日本は青森県六ヶ所村に一時保管しているものの、最終処分場は未だ
 決まっておりません。

 フィンランドは核廃棄物の放射線が生物にとって安全レベルに下がるまで
10万年間を要すると考えているのです。そして、この最終処理場は革命、
戦争、気候や地殻の大変動にも耐えうる場所でなくてはならぬとして、
太古の岩盤層を選んでいる。
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     地下300mまで
     掘られたオンカロ
      の内部








 このオンカロをテーマにアメリカ人のマイケル・マドセン監督が
ドキュメンタリー映画「100.000年後の安全」を制作して、DVD
リリースのために、今年2012年の2月に来日しています。
 この時、マイケル・マドセン監督は「日本は福島に(地下ではなく)
地上のオンカロを持ってしまった
」と語っています。

(彼の解釈に沿うと、福島のオンカロはこの先10万年間、放射線
 を出し続けるということになりますよね・・・心臓がバクッとします)

それに関連して監督は、以下のようにも発言しました。

『日本人は十分な情報を与えられていないことに疑問をもたず、
本当は何が起きているかも知らず、しょうがないと原発を受け入
れている。
 そもそも最終処分場ができないままに54基もの原子力発電所
をもっているし、福島に次の地震が来ないという保障もない。
まるで、中華料理の回転テーブルの上に放射性廃棄物が入った
鍋や皿を置いているようなものだ、
 この意味で、日本人はメンタル面でもメルトダウンしている』

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福島第一原発
爆発直後の惨状






 放射線が安全レベルになるまでに要する歳月が10万年!?
 気が遠くなるような数値に、反応の術が分かりません・・・。

 追及を嫌う国民性からか、いつも曖昧模糊な問題対応しかできない
日本の現状は、原発だけに限らないですよね。
 3.11から1年4ケ月。今日も国会は結論を出せないまま、ああでも
ない、こうでもないと・・議員ごっこを続けているみたいです。