DSCF0100(バンドが入った会場で)
                
 遊び仲間のお誘いで建て替えられた「東京アメリカンクラブ」に出かけ
てきました。別世界といわれる場所がどんなところかの探検隊ですね・・・。
 ここは外務省が所管する特例社団法人の会員制社交クラブですが、
元々は1928年(昭和3年)に在日アメリカ人と日本人の社交の場として
つくられ1941年の太平洋戦争で一旦閉鎖。
戦後再興されて現在の名誉会長はアメリカのルース駐日大使です。

 クラブハウスが今の港区麻布台に建設されたのは1975年(昭和50年)
ですが、2007年から3年がかりで新クラブハウスに再建されました。
アメリカ人や日本人の他52ケ国から約4000名近くが会員になっている
ようで日本人の割合は40%前後とか。(入会金は300万円と聞きました)
建て替え費用には120億円をかけたそうで、7軒のレストランやバーの
ほか宴会場、プール、ジム、ボウリング場、図書館などを備えています。

 12日のXmasパーティはこのクラブが主催したものではなく、私が時折
参加している勉強会の主力メンバーがこのクラブの会員であるそうで、
彼を名義人に5、60名の集まりでしたが、運営や食事を含めたサービス
はアメリカンクラブ的流儀なのか、好感度よく食事もgoodでした。

 スマートだったのは(日本人はとかく知り合いで固まりがちですが)、
初対面の参加者を引き合わせて見知らぬ同士が気楽におしゃべりでき
るような設営と雰囲気作りは粋で洗練されていましたねー。
 男女別に向き合う二重の円陣を組んで、それぞれを左右に動かせ、
時折ストップさせて目の前の人と自己紹介をしたり、名刺交換をする。
あるいはスタッフが壁の花に声をかけてきてダンスにうまく誘導するなど。
私もおしゃべりに熱中していたら、ダンスに連れ出されました。
あら、合コンみたいといえば少々それ風ですけどね(笑い)。

 テレビで時折お見かけした国際機関で活躍する著名なドクターや
若い世代の女性達ともお話できて、グラスを片手にこの国を何とかする
にはどうしましょう、今後は協力しあいましょうなんて遊びながらも政治
や文化を語るのはいかにもアメリカ的かな・・・(笑い)。
 まあ、今回も楽しい宴会でしたが、行けば何かと発見がありますものね、
お声がかかったら「金魚の何某」だろうが、あり難くはせ参じますよ~。