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   15年前にフジテレビの刑事ドラマで始まって以来の青島びいきというか、
織田裕二ファンなので 「踊る大捜査線 THE FINAL」は本当にfinal なの?
副題に「新たなる希望」とあるし、青島とすみれちゃんとの結論は出ていな
いし・・・、なんて思いながら映画を観てきました。

 深津絵里、ユースケ・サンタマリア、柳葉敏郎などキラリと光る名脇役たち
を揃え、テーマは鋭く迫る大捕り物だけど、リズミカルなテンポと高いエンタ
ーテイメント性が興行収入でダントツのNO1を誇る理由でしょうか・・・。

 今回の映画でも、警察官僚のトップが自分たちに不利益な事実を隠ぺい
しようとし(管理責任を問われたくないから)、そのために真犯人を隠し、

罪のない人を犯人に仕立て上げようとする。青島刑事も危うく辞表の提出を
迫られるなど・・・。

 警察の組織とはいえ、必ずしも正義感だけで動かないのですよね~
所轄の刑事たちは現場の真実を嗅ぎ分けて行動しようとするのに、
(東京)警視庁や(国の)警察庁が権力をかざし、屁理屈こねて絡んでくる
光景はパロディです。
 しょせん、生身の人間が捜査をし解決を図るのだから、現場は生々くて、
でもその分どこか滑稽で、それがこの映画のエンタ-ティメントでしょう。

 私も都庁という官僚機構にいて、職員1万人の労務管理をしていたので、
話のリアルさには笑えます。「偉そうだけど能力は?」で都民の役に立たない
高給官僚がいたよね~。映画はよくぞあの雰囲気を嗅ぎ付けてます(笑い)。

 こういう話は今やどこにでもあり得て驚く話ではないけれど、いつも思うの
です。「男ってなんで最後まで権力にしがみつくの?!」 (苦笑)
政治家を見ても感じるし、経済団体の長老じいさんもそんな感じですよね。
 所詮人は死んでいく身。それまでの出世コースで十分威張り、好きなよう
に力をふるってきたのでしょうから、人生の第4コーナーくらいは世のため
人のために良心に従う仕事を残し、切腹覚悟で真実を語って欲しい・・・。
日本には往生際の悪い出世男が多くて困りものですよね~

 権力者というのは不老長寿で世の中を支配できると勘違いしているの
でしょうか・・? どうにも理解できないおじさんや爺さんが存在している。

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 私は昔から刑事もののドラマが大好きです。
自宅にいる時はTVの報道番組かテレビ朝日の刑事もの(再放送も)
を見ながら、パソコンを開け放して作業をしているのですよ~(笑い)
 以前は藤田まことの「はぐれ刑事純情派」が最高でしたね・・・。
最近では水谷豊の「相棒」、渡瀬恒彦の「警視庁捜査一課9係」、
名取裕子の「京都地検の女」、あとは上川隆也の「遺留捜査」も
面白いですね~

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「相棒」の水谷豊
と及川光博(右)







 今やテレビ番組でも刑事ものが非常に多く、人気なんですよね~
それだけ社会から正義感が薄れていて、しかし人々はこのままではアカンと感
じているから、ドラマの刑事たちに夢を託しているのでしょうね。

 私の父は長野県警のデカでした。大正生まれなのに身長が180cmの大男で、
眼光鋭く見るからに職業がバレバレでしたね・・・。あまり出世欲はなかったけど
正義感に溢れ、頑固一徹に真実を探求しようとしていたように思います。
(昔は、学校でも役所でも職人気質の教師や公務員が現場を守っていましたね)

 そして、母方の祖先は(亡き伯父からの言い伝えによると)真田幸村の騒動時、
江戸幕府が特使で飛ばした目付家老と聞いており、家紋は真田の旗・六文銭
であることを誇りにしています。 が、その後・・・
明治に入り、いわば武家の商法とはいえ、お爺さまは朝鮮貿易で成功したけど、
伯父(母の兄)たちは大半を費消したみたいです。目付が怒っているよ~(苦笑)。

 というわけで、いずれにせよ私には「御用だぁ!」と十手をかざすDNAが脈々と
受け継がれているようで、そりゃー、刑事ものが好きで街で見かけるルール違反
にもつい、「ちょっと!」なんて言葉に出すのは我ながら頷けます・・・(笑い)。