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9月12日付
朝日新聞





 大きな社会問題になっている「いじめ」ですが、2011年度の把握件数は
7万231件とか。(9月11日・文部科学省発表)
 去年の10月、大津市立中学校2年の男子生徒が自殺した問題を受けて
各地の教育委員会や学校が調査を本格化させたとのことですね・・・。

 そんな中、またもや9月2日に兵庫県川西市にある県立高校2年生の男子
生徒(17歳)が自殺。学校の対応が波紋を広げましたよね~
 その翌日3日、知らせを受けた校長が両親に「学年集会で説明をするのに、
自殺ではなく不慮の事故にできないか」と打診して、それを拒否されると、
生徒指導の教師が学校で生徒たちに「遺族が我々の誠意を理解してくれない
から、このままでは学校がつぶれる」とぼやいたそうです・・・。

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    9月17日の
    校長会見で








  


 写真の校長が会見で答える報道番組を観た多くの良識ある視聴者は
きっと似たような感想を持ったのではと思いますね~
 「こんなに幼稚で、人の痛みも社会の一般ルールも知らない男が校長
をしている学校に教育を託し、生徒を通わせる価値があるの?!」

 校長は「後追い自殺を防ぐために穏やかな表現を・・・」なんて、相変わ
らず自分が逃げるための隠ぺいを試みたようですが、そもそも隠し通せ
ると考えること自体が浅はかで「おっさん、今まで何を学んできたの?」

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 自治体はいじめを防ごうと防止条例を作ったり、教育委員会などが
公立校を訪問してヒヤリングをしたり、学校はいじめのアンケート調査の
頻度を増やしたりしているようですが、こういうルール型の処方箋により
効果を生むかはかなり疑問です・・・。

 そもそも今の学校制度は崩壊しているのではないでしょうか。
教育委員会は殆ど無意味で、委員は知事や市長に任命された報酬付
名誉職。普段は何もしないけど、選挙の際には首長(知事や市町村長)
の集票のために動くと、ある県の前知事に伺いました。
 教育委員会は政治的中立を旨とするけど、首長も触れない治外法権
となり、自治体内では最も保守的な組織。もはや無用の長物ですよ・・・
テレビで見る教育委員の釈明なんて、あんな程度ですから(苦笑)。

 公立学校は誰も責任を取らないですむ仕組みが複雑にでき上がって
います。義務教育を例にとりますと・・・

①国(文部科学省)     教育内容の決定と教職員給与の半額負担
              
(指導要領、教科書指定)

②都道府県知事      教育予算の編成と執行
                教職員の採用・任命と給与の決定
                教職員給与の半額負担
                都道府県教育委員の任命

③都道府県教育委員会 教育行政の日常運営
               市町村への指導と助言
               教職員に関する校内事務

④市町村長         公立学校の設置と管理(予算編成)⇒「市町村立〇〇学校」
                市町村教育委員の任命
                学校設備に関する校内事務

⑤市町村教育委員会  教育行政の日常運営
               学校への指示・指導・助言

 いわば教育内容は国が決めて、教員の採用は都道府県が行い、
給料は国と都道府県で折半し、学校の建物は市町村で造り管理する。
 現場の学校側に立つと、国を含めて上の5ケ所から指示が出るけど
機能の分散ゆえに誰も責任を取らないという・・・何とも日本的な無責任
体制の典型例ですね(苦笑)。このままだと問題の解決は永遠にOUT.

 「踊る大捜査線」の青島刑事のように 『(会議室から文句を言うな)
事件は現場で起きているんだ!』 と言いたくなりますよ。
多分、多くの上位組織の担当は、冷暖房の効いた立派な建物にいて、
机の上でPCたたいて前例を調べ、推察で指示を出しているのでしょうね。

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<無理に学校に行かず、喧嘩に強い子どもを育てよう!>

一連の事件や対応を見ていて感じることが2つあります。

①学校内で身体をはってあるべき教育の環境を確保し、トラブルの解決を
 図ろうとする教師が誰もいないような(無能・無気力な)学校に、生徒は
 無理に通学する必要がないのでは? 
 「苦痛や不安や危険を抱えてまで学校に行くことはないよ」と親は子ども
 に予め伝えておきたいものです。学校よりも生命が大事だから。

(今の学校は戦後の経済成長を担う人材をいっせい大量に生んだ点では
 意義があったけど、現在は無理に登校しないでも代替手段がたくさん
 あるし、腕に技術をつけるコースの選択も今後の時代は強いですよね)

②兵庫県川西の高校生は、机を勝手に移動させられた、虫や菌と呼ばれた、
 椅子の上に死んだ蛾を置かれたという話で、さぞや気に病み、気の毒な
 状況だったとは思いますが、正直このレベルがすべて「いじめだ!」という
 ことになると、気弱な生徒には大声や睨みでも「いじめだ、事件だ」となって、
 子ども特有の少々の悪ふざけにもみんなが委縮してしまう。
  その結果、人と人の接触や会話ですら難しくなり、同じ場にいるみんなは、
 マスクにサングラスをしお口にチャックの覆面ロボットみたいになる・・・。

  そうではなく大事な防止策としては、ある程度の反撃ができるような
 「身を守る喧嘩術」は必要だなぁと。コミュニケーション技能としても・・・。

  いついかなる時代にも、社会にあっては様々なトラブルが存在しており、
 お互いに押し合いへし合いしている現実があるのだから、お上の介入なし
 に、個々人がどう対応し、交渉し、問題の解決を図るかは、勉強よりも重要
 な側面があるように思いませんか? 
 (小中学校の教育には、欧米のように生徒同士が活発な議論をし合い、
  それそれを尊重するような「ディベート」カリキュラムもほしいものですね)

  昔、仮に虫や菌と言われたら、「あっかんべえ~」とか、「何をぬかすか、
 このボケナス!」なんて言い返し、気弱な子どもの脇にはガキ大将がいて、
 かばいながら代わりに反撃してくれたものですが・・・。


<まずは大人が生きる知恵と喧嘩のノウハウを!>

  特に最近の日本人は子ども以前に親も職場の上司も(多分)教師も
 ダンマリで、臆病で、注意できない、反論できない大人が圧倒的に多い
 ように思えるのです。彼らは自分と家族の幸せしか念頭になくて、弱者
 に手をさし延べない、目前でことが生じても知らん顔で割って入らない・・・。
 子どもの問題は大人社会の縮図そのものではないでしょうか。

  トラブルに巻き込まれ、イザという時には自ら闘うか、あるいは反撃で
 きる人や仕組みに助けを求めることは「生きる知恵」として必要ですよね。
  証拠を用意して警察に訴えるー(と言葉に出すだけでも効果があるし)、
 地元の警察がダメなら県警本部(東京なら警視庁)に行く。同じように
 地元の教育委員会があてにならないなら都道府県の委員会に行くとか、
 マスコミに通報するとか、PTAを動かす、町内会を動かす、議員を動かす
 など、喧嘩の仕方はいろいろあるでしょう。
 親戚中で一番コワモテのおじさんを頼んで特使にする手もありますよ。

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 子どもの頃から柔道や剣道・空手の技を身に着けることも自信につなが
りそうですよね。
 私ごとですが、若いころ(理由は忘れましたが)夫に手を上げられたことが
あり、それ以来自分の部屋の中には長めの棒を3本備えていて、普段から
賊の侵入にも身を守れるようにセキュリティを張っていますよ~(笑い)。
 テニスを続けているのも、足腰を鍛えて、何かの折には足蹴りくらいは
できるようにと訓練していますしね(苦笑)。 だから夫と殴り合いになったら
多分私の方が強く、ガツーンとぶっ飛ばせると思います・・・(笑い)。

 まずは大人が反撃の精神と技や道具を備えることから始めませんか。