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     田中眞紀子文部科学大臣が11月2日に、大学設置・学校法人審議会
の答申を覆して、大学新設の3校※1を不認可としたゴタゴタについて、
スッタモンダしたあげく、詫びを入れて認可したことで一件落着しました・・・。
  
※1 秋田公立美術大学(秋田市)
    札幌保健医療大学(学校法人吉田学園)  
    岡崎女子大学   (学校法人清光学園)

 不認可の理由はこの3校には直接落ち度が認められない抽象論。
「大学の乱立に歯止めをかけたい、良より質だ」・・・とのこと。

 そんなことは現在に至るまでに分かっていても従来の教育政策は見逃して
きたわけで、対象となった3校は文部科学省の指導と慣習にのっとって準備
をしてきたのだから、今更何を・・となるのですよね~

 途中で「新基準を設けて再審査」と発言したが、それとてこの3校に対する
唐突なルール変更が関係者の納得を得られるわけはないでしょう。
まるで、罪刑法定主義から派生した「刑罰不遡及の原則」※2に真っ向から
対立すると同じで、トンデモナイことを言ってくれるじゃーありませんか(笑い)。

※2 「刑罰不遡及の原則」
 
実行の時に犯罪とされていない行為は、その後の法で犯罪とされても、
 遡って処罰されることはない。
 

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 「こういう素人が日本の大臣なんだよね・・・」

 田中直紀(前防衛大臣)、田中慶秋(前法務大臣)と、挨拶や答弁を10分
聞くだけで、国をリードする器でないことが、(企業の部長にもなれない)
我々庶民にも分かるのに、野田総理は人の識別眼が無さすぎますよね~
(松下政経塾で、松下幸之助から直に教えを受けたこともあるそうですが)
こんな肝心なことを抜きにして、何を学んできたのでしょうか・・・。
 
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 政治を頂点で動かす人々には高度な専門性を持ってほしい。
田中眞紀子は小泉純一郎内閣で外務大臣となり、公私の区別ができない問
題発言や官僚とのゴタゴタで更迭されたことは記憶に新しい出来事ですよね。

(元々は田中角栄の後について、女房代わりの役目を担ったのでしょうが、
周囲からちやほやされただけで、修行にはならなかったことでしょうし・・・)

 更迭から10年を経たとはいえ、彼女がどこかで修業をし直した訳ではない
から、本質や実力はそのままなのに懲りもせずまた任命ですか。
(今度はいつ、何をやらかすかなぁと、その日を控えていましたよ~苦笑)

 
 個人的な見解ですが、20代30代の頃から、民間企業でも役所でも、
その他団体でもなんでも、組織の中で下積み経験をして汗をかいてこない
人は、「権限と責任」の自覚もあいまいだし、上司と部下、周辺のポジション
や役割分担を経験則で理解できないから、組織を動かす能力は低いもの
と考えています・・・。公私の判別がなしがたいことと重なりますね。
(独立性の高い資格職業や個人商店なら影響は少ないでしょうが・・・)

「たった一言」が現場にいかに影響を及ぼすかについて、田中眞紀子は殆ど
予測ができないみたいですよね~ ものごとには段取りが必要ですし。
(ましてや今回のように、役所が指導という名でリードしてきた現状を覆すこ
との結果を想像できないのは、役所のトップとして論外でしょう・・・)

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 元総理の息子、小泉進次郎のおしゃべりは中々の切り口ですが、
彼も組織での下積みや実務経験を持っていないから、単独議員としての
役目ならまだしも、将来国を率いる大臣になるには、途中でいいから人を
動かすための現場経験を早めに積んでほしいなと思いますね~