しばらくぶりの浅草です。
雷門の仲見世はもう華やかに
桜の飾り付けがされて、観光や
買い物客で賑わっていますが、
景気の程はいかがでしょうか?
浅草は都心と言わず下町の代表格なのでテーマの例外です・・。
(地方からご覧になると分かりにくいと思いますが、都心3区とは、
皇居のある千代田区、銀座や築地のある中央区、大企業の本社や
外国の大使館が集中し、赤坂・青山・六本木などの繁華街がある
港区をさしており、各々選挙で選ぶ区長と区議会をもつ自治体です)
※東京タワーはこの港区にあり、映画「三丁目の夕日」の舞台は
港区愛宕とされています。5月に完成公開されるスカイツリーは
下町情緒がある墨田区で、浅草はお隣の台東区に位置します。
東京を象徴するシンボルの分散ともいえるでしょうか。
で、雷門の前に行くとたくさんの人力車が停まり、
若い車夫さんが行きかう人々に声をかけている
様子が印象濃くて、名物として定着したかなー。
私も「お姉さん、乗っていきませんか?」と何度も
声をかけられました。悪い気はしない!(笑い)
時間の制約の中で買い物に出かけたので、
人力車に乗る余裕がなくて残念でしたが、次回は
乗ってみたいと感じる魅力がありますよ~・・・。
ふと思いました。彼らはある種の個人タクシー
みたいなもので、団体に所属して共通のルールの
もと共同PRをし商売をしていそうだなと。
更に関心を持ったのは、個人営業だとしたら屋台
を牽くのと同じだろうから、自分の営業努力で売上
が増えて、その分やりがいが出ますよねー。
今の時代、若者に職がないと社会問題になって
いますが、屋台でも人力車でもという発想を持てば
選択の幅が広がり様々なサービスが売れますよね。
個人商店として一国一城の主なんだから、将来は
いかようにも展開できるし・・・。
雇用と給料を求めて毎日職探しをしている人も
いれば、自力で稼ごうと人力車を牽く若者もいる・・・。
こちらの方が姿勢がパワフルで着想が明るいなーと、
嬉しくなりました。「若者力」の発見ですね・・・!
地下鉄の駅で見かけた
ポスターです。
やっぱ個人タクシーかな?
今年の5月には
スカイツリーがオープン。
(雷門からはすぐ近くに
タワーが見えます)
お客さんが増えるといいねー。
浅草に行くつど顔を出す羽子板の専門店「髙久」(たかひさ)です。
羽子板は江戸時代からの縁起物で、羽根つきの「はね」は「災いを跳ね返す」
という魔除けから発しているそう。だから女の子の誕生や桃の節句にお祝いと
して贈られ、季節を超えて飾られてきたとのこと・・・。
今回は、1年間日本の防衛省に留学生として来日していたインド人一家への
帰国土産に(ホストファミリーとして)購入しました。
私も自室に髙久で買った「魔除け」の羽子板を、自分の守り本尊として購入
した市松人形とともに飾っています。
普段はあまり縁起を担がないのですが、羽子板や人形など江戸時代からの
飾り物は可愛いくて、何となくの安心感が生まれるのですよ~。