蔵前の厩橋
付近から打ち
上がる花火
7月28日、恒例の隅田川花火大会が開かれ、2万発の華々におよそ95万人
が都心の夜空を楽しんだそうですよ~
私には墨田区の本所1丁目に住む大学院の同級生がいて、あり難いこと
に毎年声をかけて下さるので、今年も隅田川の畔にあるマンションの8階から
目の前2ケ所に打ち上がる花火を見て童心に返り、思わず「ひゃっほー!」
なんて叫んだりしていました。
花火はあのはじけ散る音と彩り豊かな炎の華が分裂的な広がりを見せ
るので、自分の元気が何十倍にも湧きあがるような思いがしますよね~。
同時に平和の象徴も感じて、生きていて良かった! なんて感じる瞬間
です・・・。
私は毎年のようにこのお宅に伺って、花火以上に素敵だなと感じることが
あります。こちらの主は、40代のT.Dさんご夫妻で、お二人共に一級建築士
の共働き、中学生と小学生のお子さんがいます・・・。
東京の隅田川界隈に住むとはいえ、普通の家庭で、「どうぞ花火を観に来
てください!」と自宅を開放し、毎回20人前後の友人知人(+そのまた友人)
を受け入れてくれることに頭が下がり、感動するのです・・・。
こういう話、東京では稀有になりましたもの。
公共経営を一緒に学んだ仲ですが、この大きな包容力に何やら「三丁目の
夕日」の時代が思い出され、この先は日本にも良いことがありそうだよねぇ
と希望が湧いてきます.
特に私は今回、20代から 60代まで 6人のゲストをお連れしました。
元々はテニスの仲間で「28日に暑気払いをしようか」と店の予約もして・・
「そういえば28日は隅田川の花火があるよねー、毎年招いてくれる友人が
いるのよ~」と言った瞬間、「羨ましいなあ、連れて行ってください!」と・・・。
そうですよね、暑く混み合う街頭で観る花火より遥かに快適ですものね。
T.Dさんに恐るおそる 「ゲストは何人までならいいですか?」と聞いたら
「何人でもいいですよ~、50名は困りますが・・・」と。素晴らしい器!
私を含めた7人で、女性3名は手作りの料理を7~8品目持ち込んで、
20代の若者やおじさま等4名はお酒やつまみを持参してテーブルいっぱいに
並べ、花火が始まる前からまずは前祝いのスタートです。
時折は近くで聴こえるバリバリ音を耳にしながら、花火はテレビに目をやり
飲んでおしゃべりも。この渋い技は熟女だからこそ絵になる粋ですよ~(笑い)。
一方、ドカンと座り、飲みと雄弁が延々続く(我ら)テニス仲間のO弁護士は
身長も言動も190cmサイズのダイナミズムで、だんだん臨時主の舞台をつくり
失礼しました! でもナイスガイの彼も一緒に行った6名も本当に楽しくて、
真夏に向う気合のリセットボタンをONできたことも嬉しいです。
⇒もしも、本物主がお困りの際は、<チーム7人を代表して>Oさんがご恩返し
のために、格安でご相談に応じますので、どうかご安心くださいね!(笑い)
アメリカ人やイギリス人、中国人夫妻も参加して、ちょっとした国際パーティ
でしたし、私にとっては久しぶりの同級生達にも会えて、最高のひと時でした。
広いベランダから夜空に広がる大輪の華を満喫しながらも、
人の大らかさと優しさやユーモアにも花が咲いた感じで、お腹を抱えて大笑い
できた隅田川の宵に乾杯です!!