青山英子さんと
(ソウル郊外で)
5月10日、JETROの所長ーO.雅子さんの案内で、ソウル郊外
にあるバラ農場を見学に行きました。
日本に住んで帰化した後、韓国に戻った青山英子さんは、数千坪
の農場で700種類以上のバラを育て、その苗木に枝が何本あるか
の知的所有権付きで農家に販売しています。
それから日本にも輸出されるようで頭が良いビジネスだなと・・・。
UYEMURA社長の
早川徹治さん(右)
続いて訪問した㈱ウエムラは本社を大阪に置くメッキ薬品の工場で、
最近、韓国が造成した外国用工業団地に支社(新工場)を開業した。
日本から原材料を輸入する素材産業で主な販売先はサムソンとのこと。
バラ農場もメッキ工場も、課税免除のインフラで事業を進めており、
両国の政治的な関わりがギクシャクしても、大事な間柄なんですよね~
ただ、ウエムラを見学した折に近隣の外国企業は社旗、国旗と韓国旗
の3本を掲揚しているのに、ウエムラは日章旗を掲げていないのです・・・。
日の丸を堂々揚げられない微妙な空気を政治家は分かっているので
しょうか。
日本国大使館前
の従軍慰安婦の
像にて
大阪の橋下徹市長の発言が物議をかもしていますが、
皆さんが言うように、ガード下の飲み屋で、おじさんたちがしゃべる類
の話でしたよね~ 徹くんは公人なんだからよ~く考えて発言を!!
その慰安婦の像は今もソウルの中心街にある、日本国大使館の
道路を挟んで向かいにありました。
足元には靴やら花が供えられています。日本人からしたら、これを
許容している国の品位を疑いたくなるけど、「足を踏まれた側」はその
痛みを永久に忘れないことを、心に留め置くしかないでしょうね~
先日、新宿の大手監査法人に行く用事があり、所長にお会いして
話を伺っていたところ、橋下市長の発言や、安倍内閣・閣僚たちの
靖国参拝の話題が出ました。
「国家を支えているのは、民間の経済活動で、日本も韓国も中国も、
それぞれの民間人は政治の揺れがあろうとも、交流しながら国を支え
ているのに、政治家はなぜ邪魔をするのか。
本来は経済活動が順調に運ぶように支えるのが政治の役目だから、
余計な発言をせず、靖国に行きたいのであれば深夜に行って欲しい」
本当にそうですよね~
そもそも総理大臣にせよ、市長にせよ、税金で養われている立場に
ありながら、どこか勘違いをしているのではないでしょうか・・。
権力をもつとどうやら良識や感性が麻痺するように思えませんか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回は珍しく自画像を入れて
いますが、
ソウルの繁華街で見かけた
美しい色合いの衣装を右に。
韓国人は色のセンスに優れ
ているなぁと思いますよ~