10月29日、日本記者
クラブで佐藤真海さん
最近、生の記者会見が面白くなり、時間が合えば「時の人」の話を
聴きに行くことを楽しみにしています。
今日9月7日は、ブエノスアイレスでのオリンピック招致で、世界に響く
感動のプレゼンをした佐藤真海さん(サントリーホールディングス)でした。
ご存じのように早稲田大学商学部に在学中、チアガールとして2年間
活躍していた頃、骨肉種を発症して義足に。
オペや療養で1年間休学していた時は、どん底に落ちて・・・・情報なし、
道はなし、未来もなしで絶望していたそうです。
そこからが強い人ですね~
リハビリとともに、陸上競技を始め、更に苦難を乗り越えてきた経験を
仕事に生かそうと、サントリーに真正面からエントリーして就職。
サントリーも器の大きい会社なんですね。
普段は9時から午後4時までCSR推進部(社会貢献部門)で仕事をして、
そのあとが練習時間ですが、全練習費用はサポートされているそうです。
2004年にアテネパラリン、2008年に北京、2012年にロンドンと、出場を
続けてきました。
彼女が1時間くらい話をした中で『失ったものでなく、今あるものが大事』
は言葉として光っていましたね・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2020年の東京オリンピックでは、選手だけ、競技だけでなく、観客が楽しめて、
すべての人に優しい視点が、駅、街、会場、パンフ、TVなどに浸透し、皆で
夢をめざしたいと目を輝かせて語りました。
詳細は省きますが、パワフルでハートフルな早稲女に久しぶりに会いまし
たし、実に聡明で美しい女性でしたね~