熟女はご意見番

2014年03月

春がきて着物姿と桜の開花

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    自宅の近くにあるプリンスホテルで、ある大学の卒業式がありました。
こういう場合目立つのはやはり女性の着物姿ですね~
今年も袴が多くて、次々と会場に消え、時間差で式典が数回に及んだ
のか退出してくる集団もいます。

 自分について言えば、大学の卒業式では中振袖を着たことを懐かしく
思い出しますね~ お堅い大学で、女子学生は少数だったから、着物は
ほんのわずかでしたが。

 最近の成人式で見る着物姿は、髪のスタイルや化粧が洋式というか、
濃い目で髪はザンバラで、下手をするとチンドン屋スタイルです。

 着物も正絹ではなく浴衣を冬物にしたような(正直申して)見るからに
安物ぽくて、日本の伝統が毎年崩れゆくことに気持ちが暗くなります
ね・・・。  お母さんは娘のあの姿に何も言えないのかしらね・・・。

 上に映した学校は國學院大学で、日本の文化を守り発展させる伝統を
もつせいでしょう、着物や袴の姿がきちんとしていて、お行儀も綺麗でした。

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 そして25日、東京都心の桜が開花しました。
「ようやく春がきたね~」という嬉しさと、「また桜の季節。人生早いね~」
という思いとが交差する複雑な心情・・・。

 もっと歳を重ねると「あと何回桜を観れるのだろう」という、押されてくる
ような気持になるのか、ならないのか。

 ブツブツ言おうが、桜は咲いてまた散るのですよね。












STAP細胞論文と双方放置

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2月2日の
TV番組で








  小保方晴子さん。理化学研究所・発生・再生科学総合研究センター
ユニットリーダーが新しい万能細胞とされる「STAP細胞」で世界の
注目を浴びてから1ケ月半。

 今になって、画像やデータに不自然なものがあるといわれ、英科学誌
ネイチャーの論文には疑義があり、STAP細胞を作製できたことについて、
具体的な根拠を示せないと、理化学研究所が認めた。

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                        3月14日に
                        会見する
                        野依理事長






 
 どうやら小保方さんは2011年に早稲田大学理工学術院への
博士論文に載せた別の実験の画像と同じものを掲載したらしい
し、実験手法の記載の一部にほかの論文のコピーをして、貼り
付けた疑いも出ている。

 「論文に重大な誤り」「ずさん・未熟」と酷評を受け、野依理事長
自らが謝罪をしたのですが「学術論文に関する審査や指導はどう
なっているの?」と感じますよね~

 小保方さん自身は実験データの画像切り取りについて、
「やってはいけなという認識がなかった」と述べているようだが、
直属の上司がいない中で、初歩的な部分で、具体的な指導を
受けていなかったのかもしれないですね。

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 一連の話を聞いていて、しばらく前の猪瀬直樹・前東京都知事の
トラブルを思い出しました。

 彼も都庁にいた時代、「いろはのい」の重大なルールを誰からも
知らされなかったように思うからです。
 
 今の時代、一言二言であまりに傷つきやすくなり、あるいは人との
接触が面倒で、コミュニケーションが極めて希薄ではないでしょうか。
さわらぬ神にたたりなし・・ですか。
 でもその結果、本人や周辺が後始末に追われ続けるのですよね~

 遡れば、小保方さんが早稲田大学にいた時に、研究の指導がどう
なされていたのか・・・。「鉄は熱いうちに打て」をみんなで避けている
「双方放置の悲劇」・・・そんな思いがする重大な事件です。










世の中、少しづつ変では?

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3月13日
品川駅前で














 品川駅の近辺にいたら、スピーカーの音が聞こえてきて、
何やらデモ行進の賑わいが・・・。
こういう場合は、妙に血が騒ぐのです(苦笑)。

 急いで品川駅前にある第一京浜の通りに出てみて、そのデモに
カメラを構えていたのですが・・・・、ちょっと愕然としました。

 デモとはいえ、30名いるかいないかくらいでしょうか。
この写真は最前列ですが、そのあとに続く人々は、相当な高齢者
で、多分動員されたかなという感じて、光景が申し訳なくて・・・
カメラを向けることはできませんでした。

 春闘のデモといえそうですが、消費税UP反対、TPP反対、原発
再稼働反対をスピーカーで叫んでいました。

 職域のチームで編成されているので、私の出る幕ではないため、
勝手な希望ですが・・・、
もっと元気のある働き盛りに束になって抗議活動をしてほしい。
 自分たちの将来がかかっているという当事者意識はないのかな?
痛々しく足を引きずるようなおじいちゃまやおばあちゃまに、苦労を
かけないでほしいなと、少々心が痛みました。


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                        麻布十番で
                        見かけた
                        河津桜です











 
 
 2年前から準備をしてきた『途中塾』を一般社団法人にして
理事を2名追加する手続きがようやく終了しました。
 
 今日、麻布十番にある法務省の港出張所に行ってきた理由は、
理事を追加承認する書類に一部不備があるので、代表理事の
印鑑を持参して来てくださいと。

 私も元は役人ですが、役所は書類の形式審査が商売というか、
こまごまとホント厄介ですよね~
 事前に2度も3度も電話で確認し、更に提出前には相談コーナー
で相談してOKをとり、窓口でもOKというから提出したのに、
不備があるから、もう一度来てくださいなんて・・・
「公務員の皆さん、もっと目を凝らして書類をみて下さいよ!」
と伝えてきました。

 ちなみに、持参した代表理事の印鑑は不要でした(苦笑)。
これも考えず、いい加減に言っていることの証拠ですね・・・。

日本の社会は少しづつおかしくなってきている。そんな思いが
しませんか?








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