講談社「本」
6月号・・・
今年から講談社の「本」を定期購読しています。
TBSの金平茂紀さんから「『筑紫哲也NEWS23』とその時代」を
連載しますと紹介されたことがきっかけですが・・・。
6月号の表紙も素敵ですよね~
表紙の下方に「井上陽水が語る『筑紫哲也の’はにかみ′」とあり
ますが、そうなんですよ、彼は天下国家にもの申し続けたのですが、
その割には大変シャイな人でした・・・。
予断ですが、筑紫さんは「荒城の月」の瀧廉太郎が母方の大叔父
さま(おばあちゃまの兄)だった血筋から、音楽はジャンルを問わず
好まれて、NEWS23のテーマソングを井上陽水さんに頼んだ話が
掲載されており、今回も面白く読ませていただきました。
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その本の挟み込みとして「こんげつの栞」が入っていました。
で、開くとインタビュー記事に「諏訪中央病院名誉院長 鎌田實さん」
とあり、『下り坂のなかで生きるためのヒント』が書かれています。
鎌田さんの近著のタイトルですね。
中でも注目したことは「長野県が2010年、男女ともに平均寿命
日本一になった話」です。 (私も長野県・松本の出ですからね~)
「かって脳卒中ワースト1位だった長野県がなぜ長寿1位になれた
のか。野菜の摂取量が日本一になって、減塩運動も成功しました。
でも、細かく分析してみると、塩分摂取量も健康診断受診率も肥満率
もそう良いとは言えません。ただ、高齢者の就業率が日本一で、
これが長寿に大いに影響していることがわかりました。『生きがい』
ですね。そして人との繋がり」
母の実家が諏訪で、私自身の自宅は松本で、両方の街には多くの
親戚や友人・知人がいるので、鎌田實さんの分析談話が実感として
迫ります。
あと、飲み友達で、高齢者医療に永く携わってきた脳神経内科医に
時折聞く、『元気で長生きをする人の特徴』ともピタリ当てはまります。
要は『生きがい』と『人との繋がり』・・・これを失えば人は老いていく
ということは専門家の視点でも最終結論なんですよね~