NHK
「あさが来た」から
今放映中のNHK朝ドラで大阪財界の父と言われた五代友厚を演じた
ディーン・フジオカさんが注目されています。
福島県出身で大学はアメリカのシアトル。香港のクラブでスカウトされ、
台湾のドラマで主役デビューしたから「逆輸入俳優」というらしい。
朝ドラでの出演が終わって後、NHKの「あさイチ」でインタビューに答えた
話が最高に面白かったですね~
インドネシア国籍の女性と結婚して(家族はジャカルタに住んでいるから)
日本での仕事は単身赴任ということだが、大阪での撮影期間に「時間が
ある時は何を?」の質問に、『パトロールをしています・・・』と。
私は思わず拍手をして喜びました!
なぜなら私が住まいの近辺や、毎週のように出かける銀座でしていることも
『パトロール』そのものだからです。
パトロールは元々は「警官による巡回」をさし、事件や事故の早期発見や
防犯的な行為をいうものでしょう。
私流のパトロールは、街を歩きながら困っている人はいないか、悪さをして
いる人はいないか、大騒ぎやお行儀が悪くて周囲を困らせている人はいない
かを探し歩き、必要に応じてサポートしたり、注意をしたりするのですが、
フジオカさんも同じようなもので、更にストリートパフォーマンスから出発した
原点を忘れまいと、演技の勉強に繋げている点が共感を覚えますね・・・。
感ずるのですが、日本が世界で最先端の高齢社会になり、時間を持て余し
ながら、毎日TVを見て暮らしている中高年には、ぜひ街に出てパトロールを
してほしいなと思います。 特に大人からきちんと育てられていない若者に
声をかけてほしいと思いますし、6人に1人といわれる貧困状態にある子ども
に何らかの手を差しのべるなど、できることはたくさんあるのでは?
それが平和な日本に暮らしてこれた大人の社会的責任ではないだろうかと・・・。