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中央区立月島
社会教育会館






 3月9日に「中央区内の被災避難者を支援するシニアの会」が主催して
福島の避難家族を励ます会が開かれました。5回目ということです。

 こういう集まりには中央区や社会福祉協議会が後援して、会食のために
食品会社が協賛し、地元のもんじゃ振興会が協力するというスタイルでした
ので、お昼はもちろん「もんじゃ焼き」。

 上の写真のようにブルドッグソースの営業販売員が、もんじゃを実演して、
それを参考に、いくつものテーブルに分かれて皆で料理し、いただきました。
子どもにとっては珍しく興味津々の場面だったことでしょうね~

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      参加者は大真面目で
      もんじゃ料理を学ぶ










 そのあとは合唱あり、フラダンスあり、子どもたちの日本舞踊ありの
ステージを楽しんだのですが、こういう場合は、福島から避難された方々
よりも、地元に住んで、子どもや孫など家族の出番に駆けつける人数の
方が多かったみたいですね・・・(笑い)。
  それにしてもこういう地道な努力を払いながら、被災して郷里を離れて
暮らす人々のために支援するボランティア団体に頭が下がります・・・。

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日舞「紙人形」を
踊る子どもたち







 最後には女流落語家の古今亭ちょりんさんが舞台に登場して、一席が
設けられたのですが、残念なことに広いとはいえ畳の大広間後方で、
子どもたちがわあわあと騒ぎ、走り回り・・・落語を聞けないのです・・・。

 落語家のちょりんさんが何度も「ええ~このままなんですか・・・??」と
話を中断して口にするも、会の主催者すらダンマリしている。
それ以前に騒ぐ子どもの親たちも止められないし、部屋を出ることもない。

 結局、落語家自身が、「皆さん、もっと前に移動して聞いてください」と
解決策を出したのですが、何かおかしな感じでした・・・。

 もしかしたら、福島からきた避難者の家族かなと感じたので、私も出っ張
れなかったのですが、それとは別の問題として会の運営者はタッチしなくて
はいけなかったのでは・・・と思いますね。

せっかくの企画で多くが楽しんだのですが、もう少し何とか・・・でしたね。

「見ざる 言わざる 聞かざる」の日本は今も続いているのでしょうか。

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 似たり寄ったりのことは、最近レストランでも経験しませんか?
ある種の高級感を出しているホテルの食事の場にも、ランチタイムは
リーズナブルなので、乳母車を押したり、幼児の手を引いたママたちが
集まってきて・・・、子どもが泣き叫ぼうが、走り回ろうが、日常感覚で
気に留めることなく、ママたちは自分のおしゃべりに熱中する。

 レストラン側も不景気な時代だから、NGは出せないのでしょうね。
だから私は受付で「子どものいる席からは離してください」と希望を出し
ます。それしか防御方法はないですもの・・・(苦笑)。