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 「終戦のエンペラー」は米国ハリウッドの制作ですが、
奈良橋陽子さんという日本人の女性プロデューサーが手掛けた
映画なんですね。

 これまで見聞してきた史実を正確に描いているし、終戦直後の
日本と天皇を占領軍としてのアメリカが、どう見ていたか、どんな
迷いを抱いていたかがよく分かります。

 GHQはマッカーサーがすべて単独で決めたのではなく、当然の
ごとく組織で対応しており、特に天皇の責任をどうするかは、若い
将校がある思いを抱きながら日本を救おうとして動いていました。

 最も印象に残ったのは、(細かい表現はともかくとして)

日本人には政府の最高責任者だろうが、軍部だろうが、庶民だろう
が「個」が存在しないと、アメリカ側が見抜いていたこと。
 個がないということは、誰に責任があるかも終始曖昧で・・・、
最後の最後まで天皇に責任があるのか、ないのか、その根拠は
何かを把握できなかったということでした。

※当初アメリカ政府が考えていた「天皇の責任・処刑」がなぜ回避
  されたのかについては、この映画の山場なのでお楽しみに~

 「個人がない」は戦後68年を経た今も何ら変わらない(苦笑)。
世界で最大の1000兆円という財政赤字を作ろうが、
福島の原発処理が終わらず、汚染水が日々垂れ流しになろうが、
責任があいまいなままに、延々時間が流れていることと同じかな。

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 少なくても江戸時代にはこうではなかった筈ですよね~
武士は刀を持っていたから、責任とれと人を切るし、自らも切腹
したのだから。

 いつから日本はこうなったのでしょう。どなたかご存じなら教えて
くださいな。