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22日テレビ朝日
報道ステーション
より





 今日、往年の歌手 藤圭子さんが亡くなった報道が各局であり、
自殺らしいという死因にとても衝撃を受けました。
この思いはどこからきているのでしょう。大切な青春の記録を
紛失したような~そんな喪失感ですね・・・。

 岩手県生まれの北海道育ち。浪曲師の父と盲目の三味線弾き
の母の間に生まれ、子どもの頃から両親と旅回りをしながら歌い
生活費を稼いでいた話はあまりに有名でしたね~

 10代でデビューして、日本中に流れた「圭子の夢は夜ひらく」の、
あのドスの効いた歌声には、わなわなと震えるものがありました。
大変な美人であることも歌の引力を高めましたしねぇ。
時は1970年で、全共闘が挫折に向う時代背景のもと、「怨歌」が
フィットして、大衆から共感を得られたのでしょうか・・・。
(60年安保闘争で国会に突入した東大生の樺美智子さんが圧死
し、その6.15から生まれた歌が、西田佐知子の「アカシアの雨が
やむとき」で、対照的な2曲ですね)

 「藤圭子はもういない」と、55歳の時テレビ朝日のインタビューで
語っていたけど、世の中を放浪して悩ましく暮らしていたとしたら、
人生を割り切ってもう一度怨節を歌ってほしかったですね~
(今の時代、権力への怨みが多いような気がするのですよ)


 身を投げたのは、西新宿にある高層マンションで、30代の男性と
6年同居していたというのは、野次馬として少々気がかり。
 まあね、62歳と30代の組合せに驚いているようではフランス文学
はとても読めそうにありませんけど(苦笑)。

 圭子さん、生まれ代わったら、又あの声を聴かせてくださいね!