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有楽町駅前で
演説する野党
の党首たち






 特定秘密保護法案について、強行採決が差し迫る中の12月4日夕方、
有楽町駅前で、野党7党の党首などが反対の演説をしました。

 舞台の背中は東京交通会館です。
例年どおり、眩いばかりのXmasイルミネーションが煌めいているのが
何とも切ない光景です・・・。

 民主党の海江田さん、共産党の志位さん、社民党の福島瑞穂さんなど
いずれも反対論は雄弁だ。でも動きが遅すぎたかなと感じるし、何せ
衆参を牛耳る自民党に数で押されたらどうにもならない。

 今日、5日に参議院の国家安全保障特別委員会で強行採決されたの
ですが、参議院では7日、22時間の審議だけで・・一体なぜ急ぐのか?

 安倍晋三総理が60年安保時代の岸信介首相の孫であることはご存じの
とおりで、当時の全学連や労働組合、市民が「日米安保条約粉砕!」を叫
ぶ中、岸内閣は5月19日に「新安保条約」を強行採決したのだが、
退陣の要求をする抗議デモが日々強まり、6月15日には、主催者発表で
33万人、警視庁で13万人が国会議事堂を取り囲んで突入した。その時、
東大生の樺美智子さんが機動隊に挟み込まれて圧死した。
やがて岸信介は、混乱の責任をとって総辞職に追い込まれている。

 安倍総理は、これらの大騒動を教訓にして国民が騒ぎ出す前に法律を
強行突破し、デモ隊をも封じ込めたいという意図があるのでしょうか。
それにしても、国会の様相を見ると「主権在民」は一体どこに・・・。

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 野党の声を編集すると、与党は野党やマスコミ、国民の反対を抑え込ん
で集団的自衛権の行使容認を進め、やがては憲法9条を変えて自衛隊を
軍隊にしたい。そうしてアメリカの期待に応えて、日本が参戦しやすくする
ということらしい。やがて軍靴の足音が聞こえてくるかもしれないですね。

 それにしても、戦前の「治安維持法」を思い起こすようなこの法律・・・。
国民は選挙で自民党を勝たせ過ぎましたよね~
 多くは経済の再生をはかって欲しいと、投票したのでしょうが、あまりに
大きな権力を与えると別の方向に一人歩きする怖さを感じませんか?

 与党と野党が、程よいバランスで押したり引いたりの切磋琢磨をして
政治に磨きをかけていくことが民主主義の原点かなと。
それをリードさせる主役は国民の筈ですが、「歌を忘れたカナリア」状態の
国民はあまりに無力で「思考停止」と言われても仕方ないですね・・・。