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2月2日の
TV番組で








  小保方晴子さん。理化学研究所・発生・再生科学総合研究センター
ユニットリーダーが新しい万能細胞とされる「STAP細胞」で世界の
注目を浴びてから1ケ月半。

 今になって、画像やデータに不自然なものがあるといわれ、英科学誌
ネイチャーの論文には疑義があり、STAP細胞を作製できたことについて、
具体的な根拠を示せないと、理化学研究所が認めた。

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                        3月14日に
                        会見する
                        野依理事長






 
 どうやら小保方さんは2011年に早稲田大学理工学術院への
博士論文に載せた別の実験の画像と同じものを掲載したらしい
し、実験手法の記載の一部にほかの論文のコピーをして、貼り
付けた疑いも出ている。

 「論文に重大な誤り」「ずさん・未熟」と酷評を受け、野依理事長
自らが謝罪をしたのですが「学術論文に関する審査や指導はどう
なっているの?」と感じますよね~

 小保方さん自身は実験データの画像切り取りについて、
「やってはいけなという認識がなかった」と述べているようだが、
直属の上司がいない中で、初歩的な部分で、具体的な指導を
受けていなかったのかもしれないですね。

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 一連の話を聞いていて、しばらく前の猪瀬直樹・前東京都知事の
トラブルを思い出しました。

 彼も都庁にいた時代、「いろはのい」の重大なルールを誰からも
知らされなかったように思うからです。
 
 今の時代、一言二言であまりに傷つきやすくなり、あるいは人との
接触が面倒で、コミュニケーションが極めて希薄ではないでしょうか。
さわらぬ神にたたりなし・・ですか。
 でもその結果、本人や周辺が後始末に追われ続けるのですよね~

 遡れば、小保方さんが早稲田大学にいた時に、研究の指導がどう
なされていたのか・・・。「鉄は熱いうちに打て」をみんなで避けている
「双方放置の悲劇」・・・そんな思いがする重大な事件です。