
イギリスのポール・マッカートニーによる5月21日(水)の東京公演
(48年ぶりの武道館)が中止になって、大阪の予定を合わせると、
日本での公演はすべて止めになり、チケット販売の損害は30億円だが、
経済効果として考えると51億円にもなるとのこと。
ウイルス性炎症ってなあに?
もうすぐ72歳というから免疫力が低いのかもしれないけど、それにして
も稼ぎとしては凄いものがありますね~
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ところで、1年半前から準備をしてきた若者支援の「途中塾」をこの4月
から正式にスタートさせました。 http://tochu-juku.com
今までは私の小遣いで運営してきたのですが、個人商店めいた方法
では次の継承者を探せないこともあって、去年、社団法人にしました。
塾生から1月1万円の受講料をもらって、講師への謝礼や、会場費、
ホームページの企画・運営、広報などに充当するのですが、
「日本のチェンジに挑む行動派」の10代20代は、そもそも滅多に存在
しないので、初年度の在塾生は16名です。
(2020年までに100名の目標なので、ちょうどいい人数ですが・・・)
勿論、私を含めた役員は、十万円単位から出資をし、交通費も貰わな
い完全ボランティアなんですが、それでもギリギリなので、「あしなが塾員」
さんを応援団にお願いしようと、1口1万円で協力を呼びかけています。
お金集めだけの課題ではなく、支援してくれる人の輪を広げ、資金の
分担をお願いすることによって、小さくても社会的な運動としての
『ムーブメント』へとつなげていきたいと思い、敢えて友人知人に呼びかけ
ているのが現状なんですよ~
先ほどのポール・マッカートニーの公演、チケット料金は、アリーナで
@10万円とかで、それも全国から新幹線を使い、泊りがけで上京するとか。
何ともお贅沢な話ですが、明日の日本を担う若者支援には、そうそうは
気前よく出していただけませんよね。
夫を亡くし、今はパートで稼いでいますという古い友人や、逆に家族に
病人がいながらも役立ててくださいと申し出てくれた大学の同級生など、
塾がいただく1口、2口にもドラマがあって感動します・・・。
そして内緒に近い話ですが、資産がありそうな人の方が寄付は渋くて、
そもそも『今の社会をチェンジなんかしないで!』と感じているかもしれな
いですね・・・(苦笑)。
この点、革命を経た欧米の寄附文化には(社会は自分たちの手で改良
するという)自治意識・市民意識という点からも、日本は追いつけそうも
ないなと感じますね。良い経験をさせていただいています。
