
日比谷の
日本記者クラブで
7月7日、記者クラブの会見場に日本を代表する女優2名が
登場しました。この日ばかりは中高年の取材記者が多数集まり
まして・・・「俺に行かせろ」とやってきたのでしょう(笑い)。
普段はめったに姿を出さない日経新聞のOB記者(知人)も
いて、私に「おっ!小百合さんかと思ったよ」なんて照れ隠し。
ー岸惠子さんと吉永小百合さん。
共著で『歩いて行く二人』(世界文化社)を15日付で出版する
お披露目会見でした。受付前からおじさん記者たちがソワソワ。

年齢を冒頭で出すのはマナーに反するかもしれませんが、
岸惠子さんは80代で、吉永小百合さんは60代後半です。
ここに掲載した写真を周囲の女性に見せたところ「どこかに
美貌を保つ薬があるのでは?」と何人もから羨望の声があが
ったけど、それはどんな名薬でしょうか?
勿論女優ならではの「人に見られる職業だから、自分が商品」
という優越性があるにせよ、それだけではなさそうでして。
当日のインタビューと、本の内容から『秘薬』とは
①仕事に絡んだ目的意識。
岸さんの目標は『わりなき恋』の映画化であり、
吉永さんは映画のプロデューサーになりたい。
②社会的関心と意見の発信
二人とも戦争や核への反対、日本の憲法を守る活動などに
声を出し、具体的な行動を起こしている。
とかく日本の女性は50代の頃から「もう歳だから」とか、
「良い歳をして」なんて相互に牽制球を投げ合うことが多いけど、
たった一度の短い人生なのに、勿体ない感覚ですよね~
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7月12日、渋谷のオーチャードホールで加藤登紀子さん(70歳)
のコンサートがあり、いつもながらメッセージ性の高い歌の数々
を聴いてきました。
登紀子さんも赤やピンクや緑や白など、お派手な衣装を変えて
身を包み、ピンヒールを履いて歌い、スピーチをします。
言葉のあちこちに反戦や反権力や、弱い立場への配慮があり、
歌を通じて社会運動をしていることを感じますね~
※9月25日(木)の18時から、加藤登紀子さんを招いて、
早稲田大学の小野梓講堂であの頃の学生運動を語ってもらい、
若者に明日への勇気をもらうと同時に、ミニコンサートを予定
していますので、ご希望の方々はご一報ください。
chieko@va.rosenet.ne.jp
