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    新潟県の佐渡に柿の木を持っている大学の同級生のおじさまが、
「おけさ柿」と呼ばれる名産の渋柿を段ボール1 箱送ってくれました。
15キロ、80個もの渋柿ですよ~

 どうやら大小や形などで農協に出荷できない不揃い品なんですが、
渋抜きをして甘くしたら美味しいよというお誘いに「アイよ、下さい!」。

 彼が懇切丁寧に、渋抜きには2つの方法があることを教えてくれて。

①焼酎を皿に入れて、柿のヘタを数秒浸し、すぐにビニール袋に密閉
 して1週間。甘くなりました!! 

②皮をむいて干し柿にする方法があり、これは日持ちするのです。
 昔、田舎では軒下に柿を紐でつるしてありましたよね~
 今の住宅は軒下があっても、紐を吊るす構造になっていないので、
 釣具屋で干し魚を作る網を買ってきました。(上の写真です)

 柿の皮をむいて、瞬間的に熱湯に浸すとカビないとの指導で、
 素直な私はそのとおり実行しました。
 天気が良い日は外に干して雨の日は室内に入れ、湿気をも避けて
 20日間。 想像以上に美味しくなりましたよ~

 (もしカビてきた場合は、その部分を削り取り、焼酎を塗るか噴き
 かけるのが解決法とのことですが、カビは出ませんでした)

上の網はファスナーで出し入れをするのですが、きちんと締めても
  見るつど開いている!? えっ、なぜ?
  後で分かりました! カラスが香りに誘われてファスナーを開けて
  いたのです。でも、中身を取り出すことはOUTだったみたいですが。
  何ともお利口なカラスたち!!


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 一つ一つをパッケージして贈答品に仕上げると、元はいただき
ものも、最高級のプレゼントになりますよね~
手をかけてみて、干し柿がなぜお高いのかも理解できました!!

 最初から甘い柿よりも、渋柿を甘くした方が、味がずっと濃厚な
感じがします。お贅沢なものにはそれなりの手間と愛情がいる・・・・
そんな経験をさせていただきました。同級生のI。Yさんに感謝!