11月18日、錦織圭さんが日本記者クラブで会見するとの
お知らせを受け、野次馬記者としてペン取材に出かけて
きました。
以下マスコミとは別の視点でまとめてみたニュースレター
をご参考にお読みください。 

                 
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≪僕が世界の5位になれたのは≫

 

    新しい指導者のマイケル・チャン コーチ

厳しいコーチだけど、その分強くなれた。攻めるボールが増え、前に出る
ことを意識した。

チャンコーチは、15回くらい僕に「believe in yourself」と言い続けた。
その結果、メンタルが強くなり『最後まで諦めない』思いを貫いている。

『勝てない相手はいない』の発言は、まずは自分に摺り込ませるため。

 (USオープンは足に痛みがあったが、自分に鞭を打ち、自分を追い込んだ)

    13歳でアメリカに渡り、世界のトップを間近で見てきた。

英語を学んで(コミュニケーション力を高め)ライバルと切磋琢磨して
きたことは強くなれたきっかけだと思う。

    アメリカで気持ちの部分では苦労があったが、身長やパワーをウイーク
ポイントとして悩んだことはない。スピードやテクニックで補えるからだ。


≪会見終了後、記念品のネクタイ(好みで選んだ)に喜ぶ圭さん≫

 

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日本でも環境が整い指導者がいて強い選手を育てることは可能だろうが、

アジアを含めて目指す選手がいないことは(僕には〉問題かなと思う。

でも強い選手が出れば自然に底上げができるから、まずは自分が頑張ろう
考えている。

 

その他こんな発言を
 

    当面の目標はグランドスラムの優勝。そして5年以内には世界ランク1位に
なりたい。

    プロテニスを目指す子供たちにー『1番は練習量。そう簡単には強くなれ
ないから。大きな夢をもって困難に打ち勝ち、決して諦めないでほしい』

    今年の僕を1文字漢字ですか? 『躍』かな、あっ『変』の方がいいですね。

    試合の前の「験担ぎ」は面倒で続かないからしていません。しっかりと食事
をし、音楽を聴いたりして一人で集中します。

    今、一番怖いのはフェデラー。感覚の良さ、スーパーショット、ボレー、

展開の速さは世界の壁。ナダルはしつこい。どんなボールも食らいついて
とるのでマッチポイントに苦労する。

ジョコビッチは全米に勝ったが、ファイナルで負けた。1セット目は何も
できず、
2セットでは相手の堅さを攻めたが、3セット目で相手は世界のNO1
だと意識して、自分にプレッシャーを与えてしまった。


≪開始15分前の会見場・カメラと記者で約200名≫

 後ろにはテレビカメラが15台くらい、この他に会見する主役の壇上前に

   スチール写真のカメラマンが10人以上、座り込んでいました。

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目の前に登場した生の錦織圭さん

 

 19時ジャストに記者クラブの担当や、当日の司会者(テレビ局のキャスター)
に先導され会場に入ってきました。

写真のようなソフトスーツにノーネクタイでしたが、足元はなぜか運動靴!

でも若者のファッションとして(彼なら)許されそうな雰囲気(笑い)。

歩き方は、流石に世界の舞台に立ち、カメラにも慣れているのでしょう、

(劇団ひまわり)日向薫さんが「合格!」と称賛しそうな文句なしの歩き方で、
見た目も爽やかな
スポーツマン。恰好良い好青年でしたね~

 話すときには言葉を選び慎重で、発音・滑舌も明確という優等生タイプ。

スポーツの世界でも強いことに加えてのタレント性なり、アイドル性があるに

越したことはないと感じました。

(応援団がたくさんついて、サポートされることは有利でしょうから)

 

会見から1時間、最後にゲスト恒例の色紙が公開されたのですが、

 5位!!』(+サイン)と書かれていました。分かり易さに好感度UP