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今が人生どまん中
この心意気!!








    早いもので今年も終わりますね~ 
26日(金)に加藤登紀子さん、恒例の『ほろ酔いコンサート』
に出かけてきました。あるご縁から招待状を頂戴したのですが、
50周年開幕という節目のビッグステージでした。

 『ほろコン』は去年初めて行って2回目ですが、「ほろ酔い」の
背景をご存じでしょうか?
 会場のロビーで樽酒がふるまわれ、来場者は(座席に持ち込
めないから)大半はロビーでの立ち飲みをして、ほろ酔いになる
のですがステージで飲めるのはお登紀さんだけです(良いな!)

 最近は会場内での撮影が禁止されるので写真は撮れませんが、
パンフと同じ真っ赤な衣装で登場。今年もピンヒールを履いて!
パワー全開で、60年代からの歌を聴かせてもらいました。
私たち世代にはあのリズム感がフィットして快適ですよね~

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樽酒を注いでいます。
お代り自由ですが・・









 お登紀さんには、今年の9月25日、私が運営に関わる塾の
特別講師をお願いして、大変お世話になりました。
 『時代を変える若者たちへ』のタイトルで、早稲田の小野講堂
に学生や一般ゲスト200名以上が集まってくれました。
 1968年をコアに日本と世界の民主化運動や学生運動の話を
してもらったのですが、若者は時代の背景が分からず、歴史的
な知識に乏しい人が多い上、上手く反応もできなくて、加藤さん
を少々落胆させたかなと・・・。
 それに対して中高年世代の反応は素晴らしかったですよ~

 長い間若者と一緒に勉強したり、遊んだりしてきましたけど、
(優秀な学生や社会人は周辺にいるし、優しく親切な若者が多く
なっていることは多々プラス評価できますが)
 
 概して言えることは、60年代、70年代の若者に比較して、
①覚悟 ②表現行動 ③正義感(倫理観)の3つは、かなり劣化
してきたように感じています。社会の空気が働いてか、大人も
若者も、何やらオドオドして生きているように感じませんか?

 何十年も前の学生と較べても・・・という反論ありでしょうが、
①から③は国や時代を超えた普遍的な価値の中枢でしょうから
この芯棒がなくなることは、どえらいことじゃ~ありませんか。

 1960年の4年制大学への進学率は全体で8.2%しかなく、
男子13.7%、女子2.5% という国を背負うエリート意識の差は
否めませんが、20代の投票率は70%から38%前後に低迷。

 今や大学進学率が50%になっても、社会的な関心は低くなる
一方とは、『坊や、一体何を教わってきたの?』 ・・・なんて
かの懐かしい山口百恵ちゃんの歌になりそう(笑い)。

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  それに較べると『ほろ酔いコンサート』は、加藤さんと同じ時代
を生きてきた元気世代で埋め尽くされるのでノリやすいでしょうね。

 ブツブツ言う間に2014年はカウントダウンで過ぎていきます。
泣いても笑っても2015年が近づいてきました。嫌ですね~(苦笑)