最近興味深い話題に接しました。  

 今月末にある勉強会に参加の予定ですが、
テーマとして『30年後の日本はどうなっているか』・・・です。

 国のGDP総額でインドの4分の1、中国の6分の1になり、
インドネシア、メキシコ並になるとか。
@国民1人あたりだと、韓国の半分、今の中国と同じ、更には
東ヨーロッパ並みになるそうです。
ちなみに中国の1人あたりGDPは2014年で7589ドル、
 日本円に換算して91万円です。世界ランク80位


 国力の衰退は人口とも関係がある筈だから、未来予測を示
すデータを引っ張り出し300年先、500年先を調べてみました。
 トップレベルの生命保険会社・研究員の示す数字によると、
現状の(合計特殊)出生率をあてはめて、男女1対で1.3人の
誕生は、国民@1人で0.65人の再生産となり、しかも子どもの
誕生に関われる年齢を15歳から44歳の30年間に絞ると・・

2330年には660万人、2500年にはたった17万人!!
(以前、350年後には日本人ゼロと聞いていたので、150年分
の誤差はあるけれど、このままでは限りなくゼロに近づく・・)

660万人といえば、今の千葉県とほぼ同じで、日本列島から
都道府県が殆ど消えて、千葉だけが生き残るということに。

(参考までに現在の人口を多い順にみると、
東京都1300万人、神奈川県900万人、大阪府880万人、
愛知県740万人、埼玉県720万人で千葉は6番目です)

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 最近の安保関連法案など「国防という名の病気」の進行には
かなり絶望感を持ちますが、国民が相変わらず『今・金・自分』
から経済優先にして、政権与党を選んだ結果ですし、
何よりも、次世代の多くは戦争なんて起るわけがないと思いこん
でいるので、天皇陛下が遠くパラオの地から世界に向けて反戦の
プレゼンを懸命にされようが、映画でもTVでも、知識人がその悲惨
さを訴えようが周波数の違う人々には無力ですね・・。

 過去の歴史から振り返ると戦争は知らず知らずに引きづり込まれ、
しかも世界から孤立していく過程で起きていますよね・・・。

 300年後、500年後を考えるまでもなく、10年後、20年後も危なく
なってきたけれど、場合によりもう一度キョトンとしている若者たち
に生命の瀬戸際を体験してもらい、痛い思いで反省してもらうしか、
もう「特効薬」はないのだろうと感じることが多くなりました。
国が戦争を繰り返すということはこういうことなんでしょうね~

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