DSCF0580














(まだ工事中ですが)


   都心も都心、東京駅の丸の内駅舎が5年の保存・復原工事を経て、
ようやく「おおーっ!」と歓声を上げたくなるような赤レンガの華麗な
姿を現しました。
見慣れた駅舎は2階建でしたのに、クラシックな3階建てです・・・。

 まだ工事は続いており、丸の内中央口はクローズされていますが、
現場で工事に携わるヘルメット姿の関係者に聞きましたら、完成は
2012年 10月とのことで、同時に(この建物内に設備される)
東京ステーションホテルが開業されます・・・。
東京駅に泊まるなんて、ウーン、格好いいよねー!

 DSCF0579




 












 もともと東京駅は1914年(大正3年)、辰野金吾の設計により
3階建てで開業されました。
それが1945年(昭和20年)、空襲による火災で3階部分などが焼失し、
1947年に2階建てにして戦災復興工事が完了し、2006年まで
その当時の姿で存在していたものです。

 2007年から保存・復原工事が始まって以来5年。巨大地震にも耐え
られる構造建築でJRは大きな予算を費やしてきたのでしょうが、
日本の伝統を伝えられる美しい姿は、国際的にもアピールできる素晴
らしい建物と、素人の私も誇りを感じますよ~

 以前、東京都庁の後輩に招かれて、新宿の東京都庁で国際化に向
けた「在住外国人への対応」を討論する会議に出たことがあります。
 その時、石原慎太郎知事が同席しており、彼は高層の会議室から
東京の街を見下ろしながら、「先進国の首都でこんなに調和がなく
てんでバラバラに建物をつくる見苦しい街はない」と言っていましたが、
そこそこ世界を回ってきた私も頷くものはありますね・・・。

 東京はおろか全国いたるところで古い貴重な価値を壊して、新しいが
特徴の薄い建物に次々替え、金太郎飴のような街ばかりの現状・・・。
東京駅舎が「古き洗練された日本の文化を守る」という投げかけをし、
根源を見直すような影響を及ぼしてほしいと思いますね。

<東京ステーションホテルは5月7日から予約開始ですよ~>

DSCF0581