「 お腹周りの脂肪はいかにしたらとれるのか?」という極めてストレート
で関心の高いテーマを調べに探検してみた極秘情報をこっそり・・・。
私は住まいの近所でクリニックを開業している成人病予防の専門医の
もとに定期的に出入りをし,チェックを受けています。慶応大学医学部の
出身、東海大学教授を兼ねているアンチエイジングでは第一人者と言わ
れるKドクター。(特別の施術や検査を除くと、大半は保険診療ですが)
ある日我が家のポストに「肥満はお医者さんでお安く安全に治療できます」
(肥満治療、通常29.000円を83%offで 4800円)と書かれたチラシが投函
されました。
どうやら街頭部分に注射をして、脂肪を溶かし出すという手法のようです。
「この値段でホンマかいな?」と思い、K先生に会った折、この方法につい
てご意見を伺ってみました。
K先生は、
「これまで切除法や吸引法などがあったが、いずれもリスクがあり、事故も
起きています。今比較的安全とされているのは、レーザーを使って脂肪を
溶かす方法ですね。必要があれば紹介しましょう」との回答でした。
ちなみに私はあと5kgの減量をすれば理想の体重とされており、お腹まわ
りの脂肪をなくせば確かにスリムになるでしょうねー。昔は身長160cmで
45kg。ホント、あの頃は何を着ても似合っていた感じがします(笑い)。
但し、いわゆるBMIの数値でみると今も「普通」なんですけどね・・・。
で、「最先端のレーザー治療とはどんなもんかいな」と紹介された銀座の
クリニックを尋ねてみました。
銀座2丁目にあるややお派手なビルのワンフロアーを借り切って、対応も
懇切丁寧。勿論保険外診療だから、これは高額だろうな~と感じました・・・。
クリニックの看板上は「美容外科」ではなく、形成外科の医師が複数名いて、
大半が慶応病院にいます(いました)ということで信頼を担保しているみたい。
40代くらいの院長が挨拶にいらして、その後で30代の若手医師がカウン
セリングの対応をしてくれました。
説明によると、ULTRA ACCENT というアメリカ製の器具を使い、脂肪細胞
を破棄することで脂肪を解かし、その後血管やリンパ管に取り込まれて体外へ
排出するとのこと。腹部とわき腹6ケ所を4回治療するコースで、70万円。
これだけでも「おおっ!」と思うのに、脂肪を取り出した後のしわ状態を綺麗
に補正するのに、Thermo Rebirth(サーモリバース)という器具で、熱収縮を
起こし、コラーゲンの新生を促すことが望ましく、この費用が約28万円。
合計すると何と100万円ですよ~
もし私が歌手とか女優とか、あるいはファッション、美容系の仕事を持ってい
たらプロポーションは稼ぎに影響する筈だから100万でも300万でも払うけど、
リバウンドもあり得るでしょうし、ウエストを細くしたところで「昔の洋服が着れ
ます」以外の良いことは特に無さそうだから 「やーめた!」ですね(笑い)。
後日K先生にこの報告をしたところ、「僕はせいぜい50万円かなと予想して
いましたが、それはすみませんでしたねー」と苦笑されていました。
(私はせいぜい2~30万円だと思っていたのですけどね・・・)
余談ですが、最近は例えば東京大学附属病院のような普通の総合病院で
も、形成外科は事故や病気や先天性の形成だけでなく、アンチエイジングや
美容系の治療も始めているようです。(自由診療は経営効率が良い・・・)
身体内側のアンチエイジングに留まらず、外形も若々しくありたいという
ニーズが日本の熟年にも増えてきたということでしょうね。
そういえば、妻はずっとアメリカ暮しですという男性や、N。Yで何十年と仕事
をしてきた人から、アメリカ人の女性は中流クラスでも過半数は顔のしわを取る
のが普通だと10数年前に聞いていました。老いた顔はできるだけ人に見せない、
というある種のマナーみたいな感覚らしいです。
寿命が延びた末、余裕のその傾向が最近日本にもやってきたのでしょうか。
