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小雨にけぶる総理官邸
国の心臓部の背後に
高層建築が許されるのは
日本くらいらしいですよ~
(上から狙われる危険あり)




 5月15日、久しぶりに所要があって永田町の衆議院議員会館に行きました。
知人である議員の政策秘書を訪ねて国政の近況を伺い、相談したいことも
あったからです・・・。
 
 たまたま話題が(blogの「政治家は何する人ぞ?」に書いたように)議員の
専門性の話になったのですが、国会中継を観ていても分かりますよねー、
予め提出された質問に対して官僚が用意したメモを読み上げる光景は、
やっぱね~、専門性は薄いようで、自分のプレゼンスがなければ官僚を含め
誰も相手にしないとか・・・。 特に民主党になってからその傾向にあるらしい。

 よく岡田副総理などが「しっかり議論して」と(期待を込めて)言っていますが、
お互いに紙を読み合うスタイルで、「議論」のレベルにはなっていませんよね。
 子どもでも学芸会の本番では台本なしに台詞を投げ合うのだけど・・(苦笑)。
YESやNOしか答えないのではなく、
公共サービスとして何ができるか、この時点でどうできるか、それを動かして
何が実現できるか・・といった話は紙を読みあっていたのではできる筈がない。

 元々日本人の間では「議論をしましょう」といえば、結論を出さない、誰も責任
を取らないということのようです。曖昧模糊は日本(人)のお家芸でしょうかね。

 訪問した政策秘書(40代)はアメリカの大学で博士号をとった人なので、
アメリカの政治形態に詳しいのですが、閣僚が日本のように(一部を除いて)
議員が原則というルールではないから、大臣には民間や研究機関など幅広い
対象からプロ中のプロを連れてくる。
それでも、仮に原発を再稼働するかどうかの判断は、最高レベルの専門家に
より判断され、大臣とはいえ技術的には素人が結論を出すことはないそうです。
 しかも大統領の任期4年にあわせて仕事をするから、日本のように数ケ月や
1年でコロコロ変わることもなく、安定して責任をもつのです・・・よね。

 それに年齢的には皆さん若いのだそうです。大統領が典型的ですが、
アメリカという世界を牽引する役目を担うリーダーが、持病があったり、よぼよぼ
して何時倒れるかわからないようでは危なくて国を任せられない。
(と、国民が考えるし、子どもの頃からそういう教育を受けてきている)
その点ではプロポーションからファッションまで「強いリーダー」としてのスタイル
が意識されるのも不思議ではなく、当然でしょうね。

 だから、日本のように年功序列と派閥均衡で「防衛大臣」になるようなことは
あり得ないでしょう。オバマやヒラリー・クリントンのあの迫力は、日本の政治家で
は誰一人対抗できませんよね~ いい加減に政治ごっこやめて!と申し上げたい。

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最近完成したばかりの衆議院第二議員会館。
各議員の事務所は100㎡ 弱あり、以前の2倍
になりました。入るには空港並みのチェック有。


 
 日本の政治家は官僚に較べると明らかに専門性に欠けるとなると、
それでは一体何をする人なんでしょうか?
 役人(官僚)は彼らも自分たちの都合優先、権力保持で動いている
ことが多々ありそうだからブルトーザーのように決まったレールを走り
がちです。としたら、政治家は各論を役所に任せて(しかも中央から
地方への分権、地域主権を進め)、自分たちは国の方向性を考え、
ダイナミックな国づくりに取り組んでほしいものですよね~。

 それにしても〇〇チルドレンなんて言われる素人めいた議員には
難題でしょうから、早めにお引き取りいただきたいものですが・・・。