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明治記念館で
(港区元赤坂)


 どんな人が集まったパーティに映るでしょうか? 

 5月23日、毎年この時期に開催される東京都庁のOBOG会
(医療&保健担当局で仕事履歴あり、あるいは在籍中の現役)に
参加してきました。OBや現役の官僚が集まる光景です・・・。
 当日の参加者は141名で、殆どが局長級を含めた幹部の集まり
なので、うち女性は22名の15%、今もこんな割合でしょうね。

 私が都庁にいたのは30代の終わりまでですが、この局(当時の
局職員1万人)の人事や労務を担当するかなり目立ったであろう
担当部署にいて、今と同じくとても清楚だったせいか(? 笑い)、
当時の皆さんとは何十年を経ても思い出話に花が咲きます・・・。

 東京都庁といえば、今は石原慎太郎知事や猪瀬直樹副知事など
強烈なキャラクターをイメージされると思いますが、職員は普通と
いうか、極めて善良で優秀な能力をもった人の集合体です・・・ね。

 特に、この担当局は都民の生命を預かり、都立病院など最先端の
医療を提供し、あるいは予防医学や医療に関わる許認可をしている
ので、医師をはじめ医療系職員も多く、イザことが起きた時の結束力
は相当なレベルにあるのではと思いますね・・・。
(この日も元局長や現局長がこんな趣旨の挨拶をされました)
 
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明治記念館の正面玄関近く





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食事が豊富で大好評
でした。日本酒も大吟
醸で。別のパーティに
お願いしようかな。



 東京都知事が国の大臣よりも偉そうに映るのはなぜでしょうか?
(特に慎ちゃんは尖閣の島まで買うぞと、ホント怖いものなし・・・)

 世界的に見ても国家にも準じる規模の大きさと(人口1300万人)、
自主財源で賄える財政的な余裕、それと知事は都民の直接選挙で
選ばれ4年の任期が(原則)保障される「大統領」だからでしょうね。

 一般会計6兆2360億円で、大企業の本社が東京に集中している
ため、都税収入が約7割あり、国の補助金や交付金に頼らず黒字で
運営しているのは東京だけなんですよねー。(※国の予算92兆円)
だから、他の知事みたいに各省庁に陳情に行くこともないのです。
 職員総数17万人。都庁だけで中堅都市の人口並み。
(内訳は行政職員19.000人、教職員62.000人、 警視庁47.000人、 
 消防庁19.000人、バスや地下鉄、水道などの公営企業 20.000人)

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 国の官僚とも違うし、一般の府県庁や市町村の職員とはスケールの
異なる一面があって東京都は特殊な世界を構成しているから、ただ
の地方公務員じゃーない。古巣への文句は言いにくいですよ~(苦笑)。
このblogの読者には勿論都庁のOBや関係者もいますしね(笑い)。

<善良な公務員の仲間に敢えて苦言を呈するならば・・・>

 少子高齢化の流れは止まらず、国の財政健全化もノロノロ運転みた
いなものだから、あと5年位で日本もギリシャやイタリアの状況になるか
もと予想していますが、日本の弱点は政治家は勿論、多くの公務員に
経営感覚が(体験上)欠けていることかなーと感じています。
(よく「公共経営」という言葉を使うけど、肌身にはピンときていない印象
 ですね・・・。加えて官尊民卑がまだ残っていそうで、彼らの給料は
 どこから降ったり湧いたりしてくると考えているのでしょうか・・・(苦笑)。

 高度経済成長の時代は、御上が税金と称して下々から金を徴収して
それを配分するのが役人の仕事だった。(今もその感覚に近いかな)
 ところが、そうはいかない時代になってきて、地域経済の衰退、雇用の
縮小、財政の悪化などが進んでいるのに、政治家や公務員の頭には
「賢い縮小」の発想がなく、従来と同じレールの上を走ろうとしているよう
にしか思えないのです・・・。もう元には戻れないと思うけどね。

 これが家計や企業の経営であれば、「入る」が小さくなれば「出ずる」を
制限して、借金をダラダラと増やし続ける無策は避けるでしょうが。

 企業を例にとると、状況に応じて支店や工場を減らす、人員の整理を
する、業種の転換を図る、合併して経営を立て直すなどするでしょう。
 だから、自治体でも、財政がひっ迫する中、地域がどんな手段で生きて
いくかについて「選択と集中」…何かを諦め、何かを捨てる覚悟が必要で
すが、何せ、役所は滅多に倒産しないし、自分たちの人件費をコストと
カウントすることも中々できないから、経営意識は育ちようがないなぁ・・・。

 中小企業の社長みたいに家や貯金を担保にして融資を受ける責任は、
幹部にもないですしね。国や役所には「私財を投げ打ち、首をくくる覚悟
で生きてきた人」を増やさないと屁理屈の横行する国会になりますよね~

 最近の東京電力や関西電力の幹部が語る内容にもよく似た傾向が
あり、殿さま商売にも終わりが近づいてきたかもしれませんが・・・。