熟女はご意見番

熟女は半鐘を打つ

「多事争論」と自由の気風が・

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3月26日
浜松町で


 2月以来、すっかりご無沙汰をしてしまいました。
気がついてみれば春爛漫になり、桜の蕾が膨らみ始めて満開よりも
美しい光景ですよね~

先週の土曜26日に、主宰する塾の2年課程が修了するにあたり、
ずっとドタバタしていました。お陰さまで無事に終えて、上の写真が
プレゼンテーションの発表会を終えた直後です。

2011年9月からこのblogを始めて4年半が経ちました。
私の考え方はどちらかといえばyes  no や白黒をはっきり言う欧米型
の少数派だと思うので、勝手きままに書いてきました。

愛される文章にしてファンを増やそう・・・と考えることなく記録風に
仕立ててきたので、異論は多いとは思いますが、今の日本に吹き
出てきた「モノ言わぬ空気」には戦後の歴史を生きてきたからこその
怖さを感じています。

途中塾では正式スタートから2年、60回の講座を開き、延1000名
以上に参加いただきましたが、その記録を読み解くと、
この国の行方が見えてきて、今のような思考停止でお口にチャック
の空気を吸い込むとしたら、老いも若きも日常の振動に揺さぶられる
実感をもたないまま、やがて20年・30年後にはこの国が津波に飲み
込まれるだろうなあという不安を否めません・・・。

私のボスだった筑紫哲也さんがTBSの「NEWS23」で16年間、
90秒のTVコラムを発信していましたが、彼が好んだ『多事争論』と
自由の気風こそが大事なのに、戦前戻りしているのはなぜでしょうか。




杉村春子「もう歳だから」はNG

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NHKテレビ
の画面から



 今日、何気なくNHKを見ようとした瞬間、杉村春子さんの特集が放映
されており、彼女のこんな言葉が紹介されていました。

『もう歳だから・・・もう何歳だから・・・なんて言って逃げることは卑怯でしょ。
生きている限りは明日があるのだから、自分に対しても失礼じゃあない?』

 日頃から感じていることをズバリ表現してもらいました。
周囲の人を思い起こすと、50代の頃からそう言い続けている人が多い。
たった一度の人生なのに、勿体ないですね~








ディーン・フジオカさんに共感!

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NHK
「あさが来た」から







  今放映中のNHK朝ドラで大阪財界の父と言われた五代友厚を演じた
ディーン・フジオカさんが注目されています。

 福島県出身で大学はアメリカのシアトル。香港のクラブでスカウトされ、
台湾のドラマで主役デビューしたから「逆輸入俳優」というらしい。

 朝ドラでの出演が終わって後、NHKの「あさイチ」でインタビューに答えた
話が最高に面白かったですね~

 インドネシア国籍の女性と結婚して(家族はジャカルタに住んでいるから)
日本での仕事は単身赴任ということだが、大阪での撮影期間に「時間が
ある時は何を?」の質問に、『パトロールをしています・・・』と。

 私は思わず拍手をして喜びました!
なぜなら私が住まいの近辺や、毎週のように出かける銀座でしていることも
『パトロール』そのものだからです。
 パトロールは元々は「警官による巡回」をさし、事件や事故の早期発見や
防犯的な行為をいうものでしょう。

 私流のパトロールは、街を歩きながら困っている人はいないか、悪さをして
いる人はいないか、大騒ぎやお行儀が悪くて周囲を困らせている人はいない
かを探し歩き、必要に応じてサポートしたり、注意をしたりするのですが、
フジオカさんも同じようなもので、更にストリートパフォーマンスから出発した
原点を忘れまいと、演技の勉強に繋げている点が共感を覚えますね・・・。

 感ずるのですが、日本が世界で最先端の高齢社会になり、時間を持て余し
ながら、毎日TVを見て暮らしている中高年には、ぜひ街に出てパトロールを
してほしいなと思います。 特に大人からきちんと育てられていない若者に
声をかけてほしいと思いますし、6人に1人といわれる貧困状態にある子ども
に何らかの手を差しのべるなど、できることはたくさんあるのでは?
それが平和な日本に暮らしてこれた大人の社会的責任ではないだろうかと・・・。
 
 








ご挨拶と梶田隆章さんの会見

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2016年
私の年賀状です











  明けましておめでとうございます。
 2016年をどんな思いでお迎えでしょうか。

 年頭で私が個人的に気にしているのは、今の日本の社会の空気感
とでもいいますか、過剰な敬語や丁寧語を使いながら、回りくどい割には
どんな分野でも中身の薄い話や説明が多く、自分に球が飛んでこない
ように逃げている人が目立つ現状は、どうしたものかと感じています。
 つまり発想が自由でなく、皆それぞれが束縛されている状況から
逃げたい、責任を背負いたくないと感じることの現れでしょうか・・・。

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 そんな折、今日の1月7日、日本記者クラブで開かれた、
2015年のノーベル物理学賞受賞者・梶田隆章さん(1959~)
(東大宇宙線研究所長)の会見に参加してきました。

 マスコミの記者に囲まれて緊張気味でしたが、受賞のセレモニー
が終わり、今までの会見とは違うような、チラリ本音をのぞかせて
くれた印象ですね・・・。

①高校1年で理系に関心をもったきっかけは、理科の教師が
 「宇宙の不思議」など教科書を離れた話をしてくれて面白かった。
②今は若い研究者が短期的な成果を求められ、長期的な視野で
 研究を進められない環境が深刻になってきている。
③ノーベル賞に至るまでを振返ると、自分が掴んだものを信じて
 離さない・・
 何が理解できていないか、何がおかしいか等について、
 うやむやにしない、放り投げず、間違いを見つけたら修正をして
 いく態度が重要だと思う。
④(記者から『最近ノーベル賞の受賞が多いのは、高度成長の
 時代は科学技術の予算が豊富について、その投資が功を奏した
 と思うが、今は予算も人も減り、政治が劣化している。この先を
 どう感じているか
』と問われ)
 ⇒その通りだと思う。研究者が自由な発想で、科学的好奇心を
 もつような風土を保たないといけない。
⑤現在、中国のビッグプロジェクトには日本より凄い予算がついて
 いるので、科学的な面でも中国と日本が反転しそうな危機感を
 抱いている。日本は若い人にとって魅力を感じない国になってき
 ているのではないか。
















気になる若者に声をかけて!

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   久しぶりにこのイラストです。
以前には電車内で化粧をしている女性を見つけると、
この絵にコメントをつけたカードを渡して下車しました。

 私の圧力だけではないと思いますが、最近は随分と
車内の化粧が減りまして、電車に乗るつど、お説教の
相手を探しています(笑い)

 つい先日、銀座で買い物の帰り、重い袋を下げて
地下鉄に乗りました。1席だけ空いているのですが、
隣は珍しく化粧中の若いお姉さん。
 疲れていたので迷わず座り、ついつい『電車の中で
化粧はやめましょうよ、周囲が気持ち悪くなるんだよね』
と伝えると、この姉さんは『急いでいるものですから』と・・・・。

 救われるのは皆、彼女たちなりの理由を言い、決して
絡んだり反抗することはないですね~ 案外素直です
・・・(苦笑)

 私以外の皆さんにも街で気になる人を見つけたら
一言声をかけてほしいなと思います。
それが長年の経験を積んで生きてきたご長老の社会
奉仕であり、残された子孫への責務ではないでしょうか。

何も知らない、知らされていない若者が今の社会には
溢れているように思いますので・・・。







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